人として成長するレジ接客

こんにちは、ヒトトセ編集室です。

コロナ禍後の初めての夏休みももう終わりに近づいていますね。皆さんは楽しい思い出を作ることができましたでしょうか?

私のこの夏の思い出は、約5年ぶりに中国の親友と日本で再会できたことです。彼女とは中学生時代からの親友で、長年の付き合いがあり、お互いの性格を良く知っています。
彼女は日本語が全然わからないため、通訳も担当し、楽しい2日間を一緒に過ごしました。そして、最後の日に彼女からこんな一言を言われました。
「〇〇ちゃん、5年ぶりに会えて、大人になったね」
しかし、私はすでに社会人として10数年、外国人として日本でも20数年の経験を持っているのに、なぜ今さらそう言われるのか不思議に思いました。彼女に詳しく聞いてみると、「人間性が高まった」という意味で言ってくれたそうです。
彼女はいくつかの小さな例を挙げてくれました。どれも些細なことでしたが、人への気遣いや包容力、そして思いやりの気持ちを持つことが共通点でした。

以前は自己主張が強く、付き合いにくいといったマイナスな評価を受けたこともある私がどうしてこんなにも大きく変わることができたのか、嬉しく思いながら考えてみました。
その結果、自分の数年間にわたるレジ接客現場での仕事経験によるものではないかと思いあたりました

お客様への対応力

オフィスでのデスクワークとは違い、私たちレジ接客の仕事は毎日さまざまな人(お客様)と接する機会があります。それに伴い、対応力も求められます。

どんな理不尽なお客様に対しても、感情的になってはいけないということです。こうした状況で、自分の感情を上手にコントロールできる人こそ、自分がイライラしないだけでなく、元々横柄な相手の態度さえも変えさせることができるのです。

以前に投稿した「【レジ接客】感じの悪いお客様への対応テクニック」とその続編の記事では、このような状況への対処法やコツを紹介しました。興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

スタッフとの付き合い

一方、管理者としてスタッフとの付き合いを円滑に行うことも非常に重要です。

モラトリアム状態である学生から、人生経験豊かな年配の方まで、メンバーはさまざまな背景を持っています。年齢や性格だけでなく、価値観も異なることが当然です。
こうしたズレをまとめ、一つのチームとして働くためには、管理者の対人能力が不可欠です。業務指示や指導だけでなく、チーム内の人間関係を構築する「潤滑油」としても役立つことが求められます。

中立で、個人の感情を抑え、周りの雰囲気を素早く察知し、場を和ませることが大切です。上司としてだけでなく、頼れる相手であり、気軽に相談できる存在になることも重要です。
メンバーそれぞれの特性に合わせたコミュニケーションを取り、ユーモアを交えた会話をすることで、共通の目標に向かって全員が楽しく仕事ができる現場を作り上げることができます。

まとめ

以上お客様に対しても、スタッフに対しても、常に感謝の気持ちを持ち、相手と同じ目線に立つことを心掛けるのが「大人になった」私の一番の心得です。

接客という仕事には向き不向きがあると言われていますが、たとえ「自分には合わない!」と思ったとしてもそこから学べるものは非常に大きいと感じます。
日々の接客や職場のコミュニケーションで自分が感じたことをメモにとることもおすすめです。
未経験の方もベテランの方も、今一度「接客から得られたこと」を書き出して考えてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

ヒトトセ編集室 S
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IT関連、海外事情にも精通。
多角的視点の記事を手掛ける。

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