お店の「売らない」判断って、責任に問われる!?

売り場でたまにある「年齢確認」でのトラブル。お店側が「売らない」判断をした場合、責任を問われることはあるのでしょうか?

こちらはお店で働く人のためのコンプライアンスコーナー
ヒトトセ 法務ルームです。
接客のお仕事にまつわる様々な問題を
法律のエキスパートである法務ルーム室長が、
法律視点から解説してくれます。
 
タバコやお酒の販売で年齢確認をしたところ…
 
質問1 左
ルールには厳しめなスタッフ
二十歳未満の人に、タバコやお酒を売ることはできないですよね?
 
法務ルーム室長
ええ、二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律と二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律(古い法律の改正なのでカタカナ表記です。)ともに禁止されています
回答1
 
質問2 左
ルールには厳しめなスタッフ
お店のルールで身分証明書の提示を求めるんですが、
お客様が身分証明書をもっていなくて、もめることがあるんです。
 
法務ルーム室長
どういう風にですか?
回答2
 
質問3 左
ルールには厳しめなスタッフ
「あとで身分証持ってくるから、俺がハタチ以上だったら責任とれよ!みたいな。
 
法務ルーム室長
なるほど。
回答3
 
質問4 左
ルールには厳しめなスタッフ
その後、来られたことはないんですけどね…
「売らなかった責任」って、とらされることあるんでしょうか?
 
法務ルーム室長
大丈夫ですよ。お酒やタバコに限らず、そもそも商品を売らなければならない義務など法律はありません。
回答4
 
質問5 左
ルールには厳しめなスタッフ
えっ?ないんですか?
 
法務ルーム室長
そうですよ。契約が成立したら「引渡す義務」はありますが、この場合、契約が成立してませんから。
回答5
 
質問4 左
ルールには厳しめなスタッフ
ってことは、室長が「このチョコください」って言っても売らなくてもいいんですね!
 
法務ルーム室長
バレンタインで周りに懇願するので大丈夫です!
回答4
 

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