なぜチェッカーサポートが店舗DXを展開するのか

現在、チェッカーサポートでは複数の店舗DX商材を展開しています。先般幕張メッセにて開催されたスーパーマーケット・トレードショー2023においても注目を集め、チェッカーサポートといえばレジアウトソーシング、というイメージに新たな風を吹き込んでいます。今回は店舗DX商材の展開にかける思いや業界の現状等について、
株式会社チェッカーサポート副社長兼営業本部長の近藤孝教にインタビューを行いました。

 

■レジアウトソーシングや接客教育を得意とするチェッカーサポートが店舗DX商材を扱い始めた経緯を教えてください

チェッカーサポートのレジアウトソーシングという事業は発足当初はフォロワーがいない状態で、プッシュ営業の必要もないものでした。クライアントの皆様とよい関係を築き、業態にマッチした接客を考えてひたすら高品質な現場運営を追求することで成長を続けられるビジネスであることが強みでした。しかし、現場である店舗にはレジ以外にもさまざまな課題があるのも事実です。
一方でこの数年、店舗DXと呼ばれる分野が勃興してきており、弊社としても常にウォッチしてきましたが、我々が運営させていただいている店舗の課題解決にも役立つツールがようやく出来たかな、と感じていました。
しかし、それらが店舗に導入されている気配が見えませんでした。クライアントの皆様によくよくお聞きすると、店舗DXに興味はあるが、無数のツールがあり、何が自社にマッチするのかわからない、そもそもDXとは省人化なのか、集客ツールなのか、それとも何かが便利になるものなのかわからない、という声がありました。
そこで、我々が目利きとなり、クライアントの事情に合わせてご紹介すべきではと考えたのが始まりです。

 

■強みとされる「つながり」について教えてください

例えば小売店のレジを入れ替えする際、レジメーカー側から全てのスーパーに直接導入をすすめられることはそうそうありません。やはり取引実績を基礎として、その他つながりや「ツテ」がなければ厳しい、独自性を持った業界です。

しかし、メーカーのみならずDX企業も小売業、なかでもスーパーマーケットへ強く関心を寄せています。数多ある業態のなかで社数が断トツで多いのがスーパーマーケットであるためです。具体的に言えば決済システム関係での参入をコロナ禍以降計画していますが、非常にハードルが高いです。
そのハードル要因は、先述した通り小売業態の独自性にあります。スーパーという業界は少々特殊な言語や業界知識を要します。取り扱い品目がどの小売店より多く少量多品種、また単価設定もこまごまと変動するなど不規則ですし、多くのスーパーは地域に根差したキャンペーンや割引などをふんだんに織り交ぜた販売をしています。そのあたりの理解や知識が豊富でなければシステムの構築や運営が難しいと思います。
裏を返せばスーパーマーケット側も新設備の導入に関して相談先があまりないケースが多いとも言えます。最新のシステムや決済方法を導入できればスムーズに運営できる事が見込めるため、踏み出してみたいというお声はよく伺います。
そういった設備やサービスの情報だけは多くあふれていますが、どのシステムやツールが自店に最適かを見極めることはやはり難しいものです。
そこへ、共に現場を作り上げている「仲間」の立ち位置であるチェッカーサポートが通訳のような立場で両者の間に立ちフラットにお手伝いをさせていただく、という訳です。これが最大の強みである「つながり」です。
スーパーが求めるツールの相談先になり、リテールサポート企業として本当に喜ばれる橋渡しの役目を担いたいという思いです。

 

■現在の取り扱い商材について展開の様子を教えてください

現在チェッカーサポートではリアルタイム映像通訳サービス「見える通訳」、防犯機能とAI解析機能を搭載した「AIカメラ」、遠隔で接客応対を行う「リモート接客」を主軸にご紹介・運営を進めています。それぞれの商材は大手スーパー、複合商業施設や家電量販店等で実際にトライアルまたは本導入して頂いています。
しかし、実をいうとこれらは現状「絶対に必要不可欠」というツールではありません。展開している商品・ツールは現場に「プラスオン」するものたちです。
後述しますが、「置き換えるもの」の提案のほうが営業としては進めやすいのがセオリーです。
ではなぜわざわざプラスオンのツールをご提案しているかというと、店舗DX導入の足場作りになり、小売り業とメーカー双方のメリットが長期的に見て確実に得られるからです。

 

■店舗DXに対する業界の反応について教えてください

現在、小売業界全体に「自店に店舗DXを導入しなければいけないのでは…」という焦燥感のようなムードが漂っていると感じます。
先日弊社が出展したスーパーマーケット・トレードショー2023においても、問い合わせや話題に上るのは「他社はどのようなツールを取り入れているか?」といった競合調査の話です。これは全国展開をされている大手企業においても同様です。
商材・ツール・サービスは日ごとに増えてあふれていますが、実際に何をどのように導入すればよいかの判断は業態・店舗の運営によって異なります。お店が目標とする未来を明確・具体的にしておくと効果を実感しやすいと思いますが、少しでも効率化・省人化・DX化に興味をお持ちであれば、まずはご相談ください。

 

■地域による店舗DX導入差はありますか?

店舗DXは都心部だけが注力しているかというとそうではありません。
私的な感覚では、都心部から離れるほど店舗DXに対する関心度は高く、情報を探されている企業が多いと感じます。
そして実際にツールやサービスの導入が実現すると話題性が高く、続けて案件が決まりやすい特徴があります。弊社は全国各地域において沢山のお取引があるため、その点においても情報は最新のものをお渡しできるうえ、現場のことを十分に理解しているという強みがあります。

 

■今後展開が予想される商材について教えてください

スーパーマーケットの冷蔵・冷凍ケース管理のDX化などは明確な効果もありますので喜ばれると思います。ご存知のとおり、スーパーマーケットの冷蔵・冷凍ケースはHACCP(ハサップ)という衛生管理のための温度管理指針が決められており、その温度チェックの記録をつけています。これは今まで人の手で管理しているところがほとんどですが、ある機器を既存の冷蔵ケースに張り付けておくだけでデータがクラウド上に記録されていく仕組みで、省人化だけでなく書き間違いや視認漏れを防ぐなどメリットが豊富です。
また、業種は少々異なりますが空港関係ではレジアウトソーシング以外に既に店舗DX関連でお取引させて頂いておりますが、今後もさまざまな店舗DXソリューションをご提案する予定です。

 

■最後に一言お願いします

チェッカーサポートは接客や接客教育、人材管理や店舗運営などを得意とする企業です。お取引きいただいているクライアントの皆様や店舗・現場の皆様がいるからこそ成り立っています。現場をお預かりしているからこそわかる店舗の課題に対して、レジアウトソーシング以外でももっともっと貢献したいという思いを持っていました。そこで、レジ周辺から店舗全体にサービス対象を広げて、総合的なリテールサポートの会社に生まれ変わろうと考えています。そのための有力な手段が今は店舗DXと言えます。これからも常に最新ソリューションを研究して、クライアントの皆様の現場に則した最適なソリューションをご提案していきたいと思っています。

 

先進技術やDX化、省人化などにお困りのお客様、ご興味をお持ちのお客様はぜひ、チェッカーサポートまでお問い合わせください!
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この記事を書いた人

ヒトトセ編集室 A
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