【マスクを外したら】笑顔が出ない!!笑顔が苦手な人への指導&アプローチ(笑顔研修メンタル編)
じりじりと暑い日が増えてきましたね。
人が居ないところや屋外ではマスクを外す…という光景も見られます。
久しぶりの解放感に思わず笑顔もこぼれようというものですが、ちょっと鏡をのぞいてみませんか?あなたの笑顔はすてきに出せているでしょうか?
長いマスク生活により表情筋はこりかたまり、いつのまにかほうれい線が走り、
なんとなくぎこちない笑顔しかできなくなっている!大変です!
そんな時は笑顔の秘伝書を今一度チェック!
またはリラックスタイムを積極的に設けて笑顔を取り戻しましょう。
これで笑顔が戻るのであれば特に問題はありませんが・・・
目次
笑顔を出すことがむずかしい
もともと笑顔が苦手だったけどマスクでさらに強固な無表情生活に慣れてしまっているという、笑顔が苦手な皆さんも確実に存在します。
新しく接客業に就いたものの、急には笑顔が出せずに悩んでいる、または新しく加わった接客業のスタッフが頑固な無表情で困っている!今回はこんな方々へのお話です。
笑顔の本質を考える
笑顔をだしてもらう、または笑顔になってほしいとき、「ではちょっと笑顔を作ってください」と指導してもスムーズにいかないことが多いといえます。
なぜなら笑顔に対する価値観がひとりひとり異なるためです。
また人にはそれぞれ得意不得意というものがあります。「笑顔が必要だ」ということを頭では理解していても笑顔になれない、モチベーションをあげることができないという実態の背景には、心理的な問題があるかもしれません。本来は時間をかけて個人のベースになっているものや笑顔になることに対する抵抗というものを推し量っていき、最適なアプローチを考えなければいけないほど繊細な笑顔への道程があるといえます。
最適なアプローチとはつまり、笑顔になることに対して表情筋コントロールなどの【外側から働きかける】ものではなく、【内側から働きかける】、つまり心理的な部分を探ることです。
そこから笑顔への枷になっていることを本人に自覚してもらうことが重要です。今まで「何となく苦手だ」と思っていた気持ちの中にある「こだわり」が見えてきます。
苦手な気持ちの中にある「こだわり」
初対面の人に笑顔をつくることに抵抗がある
楽しいと思えないから笑えない
他の作業に気を取られていてできない
人を目の前にすると緊張するまたは怖い
自分の笑顔が嫌いだからだしづらい
笑顔を意識するほど笑顔がでない
これらは笑顔が苦手だと思う方々の背景によくある理由です。
やってはいけない指導方法
上記のような理由が判明したときのNGな反応は次です。
「そんなの慣れていくよ」「気のせいだよ」「そんなことないよ」
どんな理由であれ、相手の感情を否定してはいけません。
少なくともその人にとって大切な理由であるからです。そこをねじ伏せて無理やり「笑顔になって」と言っても反発されてしまう。その人が大事にしているものに触れ、その人の強みを引き出し、自然に緊張をほぐしてあげる必要があります。
共通理解の大切さ
自分と他人においてここが自分と同じだ、ここが違っているという理解ができると、コミュニケーションは格段に円滑になります。反対に実態がつかめない、予測ができないともちろん円滑には進めることができません。
さきほどの笑顔が出ない理由のひとつを例にして考えます。
「お客様がこわいから笑顔を出せない」
人間が恐怖やストレスを最も感じるのは「わからない・理解ができない」ときであるとされています。
このケースでいうと、お客様がどんな行動をとるかわからない、どんな申し出をしてくるかわからない。さらに仏頂面で来るお客様に対してはもっとこわいと思ってしまう。ある種の防衛反応が働いた結果であるといえます。こういったこわがる気持ちは、相手にもよくよく伝わってしまい、良くない印象を持たれてしまうためさらに悪循環であるといえます。
このようなケースにおけるひとつの改善策としては「想像力を働かせること」です。
「わからないことを聞かれたら?→助けを求めることが正解」「お客さまが怖い顔をしているのは、単に考え事をしているだけだ」「買い物に一生懸命なだけだ」といったように想像します。そうしてこころの構えを解くことが重要です。
考え方の道筋を示してあげる事で、本質的な恐怖から脱却させます。
自分自身を安心させることができれば、ようやく表情筋トレーニングや笑顔指導が活きてきます。このほか、表面的には特に思い当たる背景がなくとも、その人の内面に折りたたまれている思い込みなどの本質、メンタルブロックをつかまないと、笑顔ができない方がいます。よって、そのブロックをほぐしてあげるわけですが、このような場合は時間をかけてコミュニケーションをはかり、見えない緊張をといていく作業を積み重ねていく必要があります。
笑顔に抵抗のある人への落とし込み方
笑顔に抵抗がある人は「作った笑顔って、作り笑いじゃない?なんでわざわざ作り笑いが必要なの?」と考える傾向があります。そんな方に自然な笑顔をつくってもらうには、
その気持ちを否定することなく受け止め、そのうえでなぜ笑顔が大事か、笑顔が必要かを理解してもらうことが重要です。
そうして捉え方の幅を広げ、内面を解放してあげれば自然な笑顔を出せるようになるでしょう。
年齢や性差、性格の難であるから…とあきらめたり、人格を否定したり、根性論などで片づけないようにしましょう。
おすすめは、その人のいいところを見つけ、ひきだしてあげることです。
例えば笑顔ができていなくとも、時間に遅れることがないことや業務にそつがないことなど、笑顔に関係がないと思われることでも褒めて、それに対してどれほど助かっているか感謝の意を示します。褒められることは自己肯定感につながり、それが笑顔につながることがあります。
縦横の人間関係を円滑にし、働きやすくて離職しにくい環境をつくる。
これが笑顔が苦手な人でも笑顔を出しやすくなるための一歩といえます。まずは十人十色である様々な人の価値観を受け入れましょう。すぐに笑顔がでなくとも、もしかしたらその人材は会社のなかで活きるすばらしい能力を潜在的に持っているかもしれません。それを引き出したり、こう活かしたらどうか?という思考を常にもつようにしましょう。指導をする方は働くスタッフ全体の価値観の受け皿です。そこに笑顔という共通した目標を据えて、ひとりひとりを大切にしながらすてきな笑顔をあふれさせていきましょう。
自分ひとりで教えるのは不安・・・それなら!
さて、今までの情報を得たうえで、「ひとりで教えられるかわからない・・・」という方、
イマイチ実際にやるコミュニケーションや、笑顔の指導はむずかしいという方。
ご安心ください。
そのような方は実は少なくありません。
そのような方向けに、弊社の研修ではより実践的な笑顔指導方法を提供しています。
例えば・・・
・「笑う」と「笑顔」は異なるものだという学術的解説から、今現在の接客に必要な「笑顔」は何かを考える。
接客時に必要な「笑顔」について、共通理解を深め、考察していく。
・自発的な笑顔を引き出すテクニック!笑顔がもつ7つのメリットを知ることで、スタッフが自ら笑顔を出したいという気持ちを引き出す!
・接客のプロが教える筋肉ほぐし!「笑顔のつくりかた」「本当の表情筋マッサージ」
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このほかにも【研修直後から接客を変える】様々な学びのセオリーをご用意しております。
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この記事を書いた人
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ライトな話題・ディープな話題・接客に関することまで
幅広く手掛けます。
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