意外と知らないハンドスキャナーの使い方
こんにちは、ヒトトセ編集室です。
花粉の季節がやってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は「ハンドスキャナー」の使い方について解説して参ります!
食品レジに限らず広く使用される便利なスキャナーですが、意外と非効率な使い方をしているかも…?
ポイントを見直して上達しましょう!
目次
スキャナーの前提と、5つのポイント!
ハンドスキャナーで商品登録するには、まずスキャナーを片手で持ち、もう一方の手で商品を持ち登録をします。そのため両手にはそれぞれ役割が決まっていますね。
個人のやりやすさで役割を選択することができますが、基本的には利き手で商品を持てるようにしておくとスムーズに登録することが可能です。そしてスキャナーの持ち手によって、登録時の商品カゴを置く位置が変わります。
そして、無駄な動きを無くすことが登録の大きなポイントです。よく見られる無駄な動きを例にあげます。
●腕が交差している
●両手を一緒に動かしてしまう
●画面確認の際に体を大きく動かす(体をひねる)
●体が動いてしまう
●商品の移動(距離や高さ)に無駄がある
この5つの「無駄な動き」について解説していきます!
腕が交差している
スキャナーの持ち手により商品に対して「立つ位置」が変わります。登録する手が交差しない商品の位置や立ち位置を決めましょう。
例えば右手でスキャナーを持っている場合、登録前の商品が体の位置より右側にあると、左手を伸ばさなければならず腕が交差してしまいます。時間と体力の著しいロスにつながるため、必ず登録前の商品を体の前に配置しましょう。
両手を一緒に動かしてしまう
重い商品や大きい商品などの例外はありますが、スキャナーは原則動かしません。スキャナーにはコードがついているため、つい商品のバーコードまで手を運んでしまいがちですが、連続した作業においてはNGといえます。
体に近い位置にスキャナーを固定し、そこに向かって商品を移動させていく登録作業がおすすめです。両手が動いてしまう場合は、登録時の「立ち位置」に問題があります。無理な体勢で行わないようにしましょう。
画面確認の際に体を大きく動かす(体をひねる)
読み上げや売価確認など、1点1点モニターの表示を確認するルールのある店舗の場合は、体をひねる・首を回すなど、大きな動作をしてしまうことが多い傾向があります。
読み上げるモニターと登録する商品の位置を見て、双方の中間となる場所に立ち位置を決めて登録するようにしましょう。なるべく視線の移動だけで確認できる位置が適正です。
体が動いてしまう・商品の移動(距離や高さ)に無駄がある
登録は手を動かすだけの作業と認識しておきましょう。カゴとカゴの間が広かったり、体と商品の位置が遠いことが原因で体が動いてしまう場合は、スキャナーの位置や立ち位置を見直す必要があります。
また、商品を不必要に移動させることや、高く持ち上げることも推奨されません。登録や移動の際に最短距離で商品が持ち運べるよう、登録後の商品を置く位置やスキャナーの位置を見直しましょう。
このことをマニュアルに組み込んでおくとオペレーションのバラつきを防げます。
効率の積み重ねが大切!
体を動かしてスピード感を出すことは、パフォーマンスとしては映えますが長期的に見てメリットはありません。無駄の無い登録の基礎をスタッフ全員が共通して認識し、実践できているかを確認するようにしましょう。
商品登録は人員が少ない中で多くのお客様を対応するためにとても重要な項目です。1点1点の効率の積み重ねがスタッフの負担を軽減し、待ち時間によるお客様のストレス緩和にも繋がります。
YouTubeチャンネルでも、ハンドスキャナーの扱い方について紹介していますので、研修などにご利用ください!
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