タメ口ってどんな印象?接客中の話し方
こんにちは、ヒトトセ編集室です。
皆さんは、フレンドリーですぐにお客様と仲良くなれる店員さんに出会ったことはありませんか?そういった店員さんは当然人気が高く、その人に会いに来た!というファンすらいることもあります。
その一方で、店員さんの話し方にイラっとした経験もあるのではないでしょうか?そのような店員さんは、一方的になれなれしく図々しく話しかけてくる傾向がありますよね…。
今回は、話し方が与える印象の違いについて考えてみました!
心を思わず開いてしまう「オープナー」という存在
ついつい、あの人には色々な話をしてしまう!という人っていますよね。他者が思わず心を開いてしまう人のことを心理学では『オープナー』と呼ぶそうです。
オープナーの特性は、次のようなことがあげられます。
●聞き上手
●相手の話の腰を折らない、否定しない
●笑顔が多い
●興味をもって楽しそうに話す、聞く
●せかせかしていない
●コミュニケーションを楽しんでいる
●共感力が高い
●見た目が優しい、きれいにしている
などなどです。どれも素敵な特性ですよね。
冒頭にお話した前者の店員さんはきっとオープナーの素質をもっていて、お客様と上手く距離感を縮めることができている一方、後者の店員さんは自分本位な話し方により、相手に不快感を与えているのではないでしょうか。
タメ口はフレンドリー?
ここで気付いていただきたいのが、オープナーの特性に、敬語を使わない(=タメ口を使う)という項目はありません。タメ口は一見フレンドリーにも感じられます。しかし、お客様と距離を縮めるためには他の資質が必要なのです。そこは取り違えないようにしましょう。
以下は「初対面の方にタメ口を使うのはNGだ」というアンケートの結果です。
出典:ニュースサイトしらべぇ
一般的には多くの人が、初対面の人からタメ口を使われることを不快に感じるようですね。すなわちこのデータから、接客業においても店員がタメ口を使うことはお客様を不快にさせる可能性の方が高いことがうかがえます。
皆さんの中にも、特にお子様や年配の方を接客する際に『どうしたの?』や『そうなんだ』のように話す方もいらっしゃると思います。
確かに『いかがなさいましたか?』や『さようでございますか』など、正しい敬語がそぐわない状況もあることは分かりますが、ミスコミュニケーションが起きてしまった場合、その対応は店舗が行うことになります。そうなってしまうと、トラブル対応に多くの時間を費やしたり、店舗の信用に傷をつけてしまいかねません。
相手にかかわらず接客中はリスクのあるタメ口はやめて、柔らかく丁寧な言葉を選ぶようにしましょう。
接客用語は正しく使い、それ以外の会話でも敬語を使い分け、お客様の心に温かさを与えられるようにしていきましょう!
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