ミスのないレジスキャン!とは?①

こんにちは、ヒトトセ編集室です。あと半月で今年も終わるなんて信じられません…しかも小売業はここからが忙しさの本番ですよね。寒いので体調を崩さないようにまいりましょう!
忙しいとミスも起きがちです。本日は「ミスのないレジスキャン」についてのお話です!

ミスには原因がある!

前提として、人の手で行う仕事はミスをゼロにすることは難しいです。しかし対策をしないままではお客様の信用を失うだけでなく、売上利益の損失にも繋がりかねません。
事前にミスの要因を探り、なるべくミスをゼロに近づける対処・指導法を考えましょう!
みんな故意にミスをするわけではなく、その背景には必ず原因があります。発生させないために、多角的視点を持って解決していきましょう。

スキャンの際に発生するミスはいくつかありますが、今回は同じ商品が過剰に登録されてしまう「重複登録」、購入していない商品が登録されてしまう「誤登録」にフォーカスしてご紹介いたします。

同じのが何個も…重複登録

同じ商品を重複して登録してしまうミスです。原因は主に3つ挙げられます。

①登録音を聞き取れていない
商品登録は機械操作時の「音」に注意が必要です。通常登録時とは異なる音の違和感で気づけるようにしましょう!
登録音は音量調節ができますので、立ち位置から聞き取れる大きさに設定することを推奨します。

②画面確認漏れ
パネルでの商品登録やテンキーでの数量入力はより意識した画面確認が必要です。スキャン登録の商品とパネル登録の商品が混在しているときは目線が分散し、注意が散漫になります。何をどれだけ登録しているかを常に把握し、音による確認と画面確認を使い分けましょう。〇点以上の登録のときはパネルを指さし確認する、などルール化するのもよいでしょう。

③乗算登録の数量確認間違い
同一商品が複数ある場合、まとめて乗算登録をするとミスが起こりやすいです。買い上げ点数が多く、カゴ内で商品が分散していると登録の混乱を招きます。基本は1点ずつ登録を行いましょう。
実は、同一商品15点くらいまでは1点ずつ登録する方が短時間で済む場合もあり、これにより乗算ボタンの連打によるミスを防ぐことができます。そしてお客様との点数確認も不要となるので、そこにも時間短縮の効果も見込めます。頻出する商品の正確かつ迅速な登録方法をスタッフ間で共有しましょう。

買ってないものがある?…誤登録

実際には購入していない商品が登録されているミスです。主な原因は2つ挙げられます。

①パネル登録時の不用意な押下
パネルでの登録は、商品の認識↓当該ボタンの認識↓押下と行程が複数になるため、押し間違いが起きやすい操作です。必ず商品と数量を画面で確認してから次の商品を登録しましょう。

②スキャナーの誤スキャン
スキャナーでの登録も重複登録同様に「音」への注意が重要です。誤スキャンが発生するケースとして、データ送信後のカゴ移動時に読み取ってしまう例や、潰れ防止のため逃した商品をカゴに戻す際に読み取ってしまうという状況が挙げられます。次の会計対応をする前に必ず現在の登録点数が0点であることを確認しましょう。

フルセルフが増えているなら、なおさらの技術を!

今回は「重複登録」「誤登録」を防ぐポイントをご紹介いたしました。
ミスを起こさないように意識をすることは大切ですが、裏を返せばスタッフが緊張状態であるとも言えます。指導にあたってはなるべくスタッフの不安を取り除くように心がけることが重要です。

近年、フルセルフのレジが多く導入され、お客様がご自身でスキャンをされることが増えてきましたが、
「やっぱりスキャンはお店のスタッフさんにやってもらいたい!」というお客様も一定数いらっしゃいます。
年末にかけお店が混雑することも増えます。落ち着いて、混雑時でも余裕のある接客ができるようにみんなで務めてまいりましょう!

この記事を書いた人

ヒトトセ編集室J
ヒトトセ編集室J
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