お店の防災を見直そう!

こんにちは、ヒトトセ編集室です。信じられないくらい毎日暑いですね!
しかし暦の上ではもう9月です。きっと徐々に暑さも和らいでくる…と信じたいです。
さて、9月1日は「防災の日」でした。
今回はお店でできる、もしもへの備えをご紹介いたします。
防災の日とは
防災の日とは、1923年9月1日に発生した関東大震災を教訓とし、災害への認識を深めてもらうために制定された日です。
この日を含む8月30日から9月5日までを「防災週間」としています。
台風や豪雨などの災害も多い時期なので、防災意識を高める目的もあるそうです。
地域のくらしを支える私たち小売・商業施設は、非常時は「地域のライフライン」としての役割も期待されます。
お客様のためにできることと、従業員のためにできることを今一度見直してみましょう!
お客様向けの防災アップデート!
お客様を守るためにお店をアップデートするなら、このような内容はいかがでしょうか。
基本的な安全への見直しと、海外のお客様向けの非常時サインを増設するのがポイントですよ!
●店内の安全強化
・転倒防止のために棚・什器を床や壁・柱に固定具で固定する
・通路に障害物が置かれていないか、確認する
●避難・案内の見える化
・施設の利用状況に合わせ、複数の言語で補足した非常口や
避難経路を表すピクトグラム(図記号)の設置
・停電時も見える蓄光サインや非常用照明の点検
●情報提供の即時化・多様化
・一斉放送のアナウンス文テンプレートを多言語で用意する
・デジタルサイネージでの文字情報の発信
●電源・通信の提供
・モバイル充電スポットの設置
・災害時のゲストWi‑Fiの開放ルール整備
●防災備蓄商品の常設提案と啓発
・防災備蓄商品の常設やローリングストック法の啓発コーナーの展示
従業員向けの取り組み!
従業員向けの取り組み案です。
いざというとき、お互いを守りつつ協力できるように、事前に時間をとって共有しましょう!
●初動手順をわかりやすくして共有
・指揮系統・連絡先・最初の30分でするべき行動をまとめて、紙で常備する
・開店と休業の判断基準の明文化
●訓練の定例化と実戦化
・避難・消火・AED/CPR(心臓蘇生法)の訓練を年2回以上実施する
・混雑時・閉店時など、シナリオ別で訓練を実施する
●個人防災用具と備蓄の標準化
・ヘルメット・手袋・ライト・マスク・ホイッスルなどを常備
・水・食・簡易トイレなどを3日分目安で配備
●連絡・安否確認の多重化
・通信障害時の安否確認システムの使い方や代替手段(掲示板など)の確認
●代替オペレーションの整備
・POS停止時の紙での運用方法(伝票・棚卸し様式)の確認
・設備緊急停止の手順、食の安全基準(温度逸脱時の廃棄など)などの事前取り決めと訓練
行動を始める「防災週間」に!
防災は特別な日のイベントではなく、日常業務の質を上げる取り組みです。
お客様の安全と従業員の安全、そして「事業継続」を意識することで、いざというときに力になります。
まずは「見える化」と「小さな改善」から取り組んでいきましょう。
防災週間を、行動を始める1週間へ!
お店にあるといい防災グッズや、いざというときの活用術の記事はこちらです!
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